あなたの絵が世界に届く!NFTアートの始め方
~仮想通貨の準備から出品まで~
■ スマホで描いた絵、どうやってNFTにするの?
前回の記事では、「紙に描いた絵をデジタル化する方法」を紹介しました。
今回はその続きとして、デジタル化したあなたの作品をNFTとして出品するまでの流れを、できるだけわかりやすく紹介します。
「難しそう…」と感じるかもしれませんが、必要なのはたったの4ステップ。
それぞれのサービスに登録して、画像をアップロードするだけ。少しずつ進めていけば大丈夫です。
■ ステップ①:仮想通貨を用意しよう
NFTを出品するには、「ガス代」と呼ばれる手数料が必要です。
そのためには、仮想通貨(主にイーサリアム:ETH)を用意しておきましょう。
仮想通貨の購入は、国内の販売所(取引所)でアカウントを作成すればすぐに始められます。
おすすめの販売所例:
Coincheck(コインチェック)
bitFlyer(ビットフライヤー)
GMOコイン など
本人確認があるため、登録〜入金には数日かかることも。
■ ステップ②:ウォレット(お財布)を作ろう
仮想通貨を管理するには「ウォレット(Wallet)」が必要です。
これは、いわば“インターネット上の財布”で、仮想通貨やNFTを保管する場所でもあります。
初心者におすすめなのは 「MetaMask(メタマスク)」。
Google Chrome拡張機能やスマホアプリとしても使えます。
MetaMaskを作ったら、販売所から仮想通貨(ETH)をウォレットへ送金しましょう。
■ ステップ③:NFTマーケットに登録しよう
NFTを出品するには、NFTマーケットプレイスへの登録が必要です。
中でも使いやすいのが、世界最大級のマーケット OpenSea(オープンシー)。
MetaMaskウォレットを接続するだけで、すぐにアカウントを作成できます。
プロフィール設定やバナー画像などを整えておくと、より作品の魅力が伝わります。
■ ステップ④:NFTとして出品しよう!
いよいよ最後のステップ。
作成したイラスト画像(PNGやSVGなど)をアップロードし、タイトルや説明文を入力します。
OpenSeaでは、「ガス代不要」で出品できる機能もあるため、まずは無料で試してみたい方にもぴったりです。
NFTアートの出品が完了すると、世界中の人があなたの作品を見ることができるようになります。
■ 難しく考えすぎずに、まず一歩を
「仮想通貨」や「NFT」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、
実際には、アカウント作成・アプリのインストール・画像のアップロードといった、スマホ操作に近い手順で完了できます。
まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。
あなたの描いた一枚が、世界中の誰かに届くかもしれません。
✅ まとめ
NFTには仮想通貨(ETH)が必要。販売所で購入して準備
MetaMaskなどのウォレットで通貨&NFTを管理
OpenSeaなどのNFTマーケットに登録して出品
ガス代無料の出品機能もあるので、まずは気軽に試してみよう