ゲームとメタバースの関係とは?
「メタバース」という言葉が注目されるなかで、「それってゲームと何が違うの?」と思う方も多いはずです。
実際、ゲーム産業はメタバースの発展を語るうえで欠かせない存在です。
今回は、ビジネスの視点から両者の関係を整理してみます。
◆ゲームとメタバースの共通点◆
まず、ゲームとメタバースには共通点が多くあります。
・アバターを介して仮想空間に参加できる
・世界中のユーザーと同時に交流できる
・アイテムや通貨の売買が可能
これらは「バーチャル経済圏」と呼ばれ、すでに数兆円規模に成長しています。
決定的な違いは「目的」
・ゲーム:クリア、勝利など「エンタメとしての目的」がある
・メタバース:ゴールがなく、仕事・学び・交流など自由に活動できる
つまり、ゲームはメタバースの一部の要素に過ぎず、メタバースは「生活やビジネスそのものが展開できるプラットフォーム」なのです。
◆企業が注目する理由◆
ゲーム産業で培われた技術や文化は、メタバースのビジネス展開に直結しています。
・ブランドプロモーション
フォートナイトでは有名アーティストのライブが開催され、数百万人が参加。ゲーム空間が巨大な広告媒体になっています。
・デジタルアイテムの販売
アバター用の衣装やスキンは、数億ドル規模の売上を生んでいます。将来的にはファッションブランドやスポーツ企業との提携も拡大。
・企業研修・採用活動
マインクラフトやロブロックスの仕組みを応用し、バーチャル空間での研修や会社説明会を行う企業も増えています。
◆今後のビジネス展開◆
ゲームは、メタバースを体験する「入り口」であり、同時にメタバース市場を牽引するエンジンです。
広告やマーケティングの新しい場
EC(仮想空間での購買体験)の拡大
リモートワークや教育のプラットフォーム化
このように、ゲーム発のメタバースは「遊び」から「ビジネス基盤」へと進化していくと考えられます。